安全・費用面で注目されている赤外線調査

特殊建築物定期報告で外壁の全面調査をするときに、費用や安全面などから赤外線調査法が注目され、依頼も増えています。

外壁全面打診に変わる方法として、行政の建物などにも赤外線調査法が多く行われており、また、足場を組む必要もないため病院やホテル・学校などでは、プライバシーに配慮した調査が可能になるのです。

基本的には、地上から赤外線カメラで撮影をするので、仮設足場や高所作業車を使うことなく調査ができ、大きなコスト削減につながります。

タイルが浮いた所にできる空気層により、外壁温度が高くなり、それを赤外線カメラで撮影し赤色(高温部)になっている所が、外壁の浮いている箇所ということになります。

調査の正確性においては外壁打診調査が有効ですが、屋上にロープやゴンドラが設置できない場所があるため、そういう場所では赤外線調査法が便利です。

画像解析をしっかりと行い、正確性や完成度を高める事で、より正確な調査が可能になります。

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